これは20年以上前の思い出話です。クレームとか文句を言ってるわけではないのでご了承ください。ヘルメットをかぶってマウンテンバイクに乗ったモルモン教の2人組の外国人に出会ったのは、私が道で困ってる時でした。親切に助けていただいて、しかもアパートが目の前だったので家に招かれて、ゼリーかババロアのようなお菓子を頂きました。その時に、教会で行われる集会のパンフレットを渡され、親切な人で恩義を感じていたので絶対行きますって約束をして自宅の住所を教えました。
それから一週間くらいして彼らが家にやってきました。私は不在だったのですが、下宿だったので、友達からモルモン教の人が来てたよと教えられました。親切な2人組が来たのか（他の人が来たのか）はわかりませんが、親切な2人組とは最初で最後の出会いでした。その後、何度か留守中の訪問が続いて友達からも怪しまれるようになって、住所を教えたことを後悔するようになります。
それから私はアパートに引っ越したんですが、下宿のおばさんに新しい住所を聞いてわざわざアパートにまでやってきました。最初に親切な外国人と出会ってからもう1年も後のことです。その時に来たのは外国人と日本人のコンビでしたが、どちらも社交的で優しそうな人で、自然のありがたさとか自分たちの置かれてる状況に対する感謝の気持ちを熱く語ってました。定期的に訪問に来て、一緒にゲームをしたり雑談をしたりして次第に仲良くなっていったのですが・・・
ある時、急ぎの用事があったので彼らが帰った後にすぐに家を出たら、自販機でジュースを買いながらすごい会話をしてるのを聞いてしまいました。外国人「あの部屋臭くて埃っぽくて行きたくない病気になる」日本人「何事も勉強だよ辛抱しよう」。部屋が汚いのは自覚してましたが、さすがにブチ切れました。次から来た時は居留守を使って会わないようにしたんですが、めっちゃしつこく来るんですよね。近所迷惑だから来ないでくれってモルモン教の住所を調べて手紙を出したらパッタリ来なくなりました。
今振り返ると、とてもひどいことをしたと思います。当人に謝る機会があれば謝りたいです。ただ、彼らは何であそこまでしつこく家に来たがるのか理由を知りたいですね。お金目的ではないと思うんですが、何人に布教しなきゃいけないというノルマでもあるのでしょうか？
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